Top / 設定 / Peercast

配信ソースからWMEを経由してネットに流せる状態になったデータは、最終的にPeercastを使って多くの人に見てもらえるようになります。
ここではそのPeercastの設定について説明します。


インストール

一応インストールに関しても軽く触れておきます。
最近(2013年9月)の主流はPeercastStationPeercast IM版の2つです。
PeercastStationはあれくま氏によって精力的に開発中のリメイク版PeerCastで従来のものと同様に使用でき、且つ、h264+aac(コンテナはFLVとMKV)やWebMの配信が可能です。
Peercast IM版は過去の改造版の流れを汲んでおり、安定度があります。

PeercastStationのインストール手順
PeercastStationをダウンロードし、任意のフォルダに解凍すればそのまま使えます。

h.264を視聴する方法はこちらを参照してください。
H.264を配信する方法は設定/FLV配信を参照してください。

Peercast IM版のインストール手順
Peercastのダウンロードページから公式版のPeercast v0.1218を落としてきてインストール。*1
peercast v0.1218
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/246708.zip&key=peercast
http://www.4shared.com/file/39cJpsYC/peercast-win32.html
http://www.4shared.com/file/t36qYXLA/_2__peercast-win32.html

PeerCastの改造版(IM)をPeerCast Old File Archiveからダウンロードして解凍してください。
IM版の場合は解凍したフォルダの中身をすべて
C:¥Program Files¥peercast
に移動またはコピーですべて上書きしてください。*2

配信する場合は、設定が豊富な改造版(IM版)やPeercastStationを導入してください。
もちろん普通に見る場合も出来れば改造版やPeercastStationがオススメです。

基本的な設定(おすすめ自動設定もこちら)

一番基本的な設定はある程度自動設定可能です。 Peercastを立ち上げておりポートがデフォルトの7144であれば、次のリンクをクリックして、SaveSettingを押すだけで主な設定は終了します。
※PeercastStationには反映されません。

※注意:既に細かい設定を行っている場合はこのリンクはクリックしないでください。全てやり直しになります。
なお、この方法はADSLの設定をクリックひとつで済ませる方法を参考にさせていただいています。多謝。

これ以外の細かい部分は、設定項目の説明を参考に設定してください。

TCP7144ポートを空ける

Peercastの特性上ポート7144を開けていないとリレーに支障をきたしますが(詳しくはポート0がいけない理由を参照)、配信する場合はそれ以前に、ポートが空いていないと配信できません(正しくは、配信可能だが各YPへのチャンネル掲載が出来ない)ので必ずポートを開けるようにしてください。

ポート開放についてはWinny、MXの解説サイトに詳しく書いてありますが、注意点として、例えばこのサイトに書かれているポート0のデメリット(速度制限、検索リンク数の制限といったもの)は、ポート開放を促すためのWinnyの仕様であり、peercastにおけるポート0の仕様とは全く関係ありません
Winnyの仕様=ポート0の仕様と思っている方が多いので勘違いしないよう注意してください。

ポート開放が出来ない環境

CATV回線
CATV回線の通常契約では(グローバルIPアドレスが割り振られていないので)ポート0しか利用出来ない場合があります。(CATV会社によってはグローバルの場合もある)
解決法としては、CATV会社が提供しているグローバルIPサービスを利用する。(詳細は後述)
または、ADSL、FTTH(光)へ変更する。
集合住宅(共同住宅)の一部
アパート、マンション、寮などの集合住宅の一部において、回線を各部屋へと分岐する機器の手前にファイヤーウォール(FW)が設置されていることがある。その場合は、FWのポート開放を大家さんや管理人に相談するしかないが、セキュリティ管理の都合上、開放の了承(住民の総意)を得られない場合がある。
解決法としては、契約している回線業者のグローバルIPサービスを利用する。(詳細は後述)
または、FWA(Bフレッツの例:ワイヤレス方式(ページ中央くらいに説明有り))の利用と契約変更が可能であれば変更する。
または、ADSLやFTTH(光)が利用可能でポート開放が可能なところ(ポート開放に関して制限が無いところ)へ引っ越す。
グローバルIPサービスについて
利用者にグローバルIPを割り当てるサービスです。
最近は、ほぼ全てのプロバイダー(回線業者)で利用できると思います。
動的IPと固定IPの2種類があり、動的IPの方が料金は安いです(固定IPと比較して概ね半額程度)。
CATVでこのサービスを利用する場合は基本的に固定IPです。
費用の目安として、初期費用(契約料)が1,500円〜3,000円程度、月額料金が500円〜1,000円程度です。
※集合住宅の一部ではこのサービスを利用(契約)出来ない場合が稀にあるようですので、回線業者変更や引越す場合は事前に問い合わせすることをお勧めします。
※一戸建て住宅でADSLやFTTH(光)を利用している場合は、動的なグローバルIPが最初から利用可能なので(割り振られるので)、PeerCastの配信、及び視聴する限りにおいてはこのサービスを利用する必要はありません。

繰り返しますが、ポートを開けることが出来る環境の方は必ず開けてください。
ポート0がいけない理由にも書いてありますが、困るのは自分自身です。

設定項目の説明

PeercastSettingFTTH_small.jpg

1. 基本設定-最大リレー数

自分のPeercastからいくつリレーを許可するかの設定です。

推奨設定

ADSLなら1-2、FTTH(光)なら5〜10。
FTTHの場合、(6)で説明するオート最大リレー数設定がありますので、そちらを設定する場合は適当で構いません。設定しない場合は自分の上り回線の帯域幅やPCスペック(CPUが1000Mhz以下なら推奨最大リレー数は2)を踏まえた上で設定してください。
無理な設定をするとリレー(下流)にバッファを発生させてしまいます。

2. 基本設定-Max.Direct / Security-Direct

左上のMax.Directは、PeercastのP2Pネットワークとは別にあなたの所から直接視聴出来る人数の設定で、右下のSecurity-Directは直接試聴を許可するかどうかの設定です。

推奨設定
Max.Directは0,Security-Directはオフ。

3. サーバ-モード

YellowPageに頼らずスタンドアロンで動かせるようにするかどうかの設定です。

推奨設定
Normal(Rootにすると不安定)

※注意 Peercastのバージョンによっては、Normal設定なのに設定画面を開いた際はRootが選択されている場合があります。 Save Setting ボタンを押す前には必ずここがNormalになっているかどうか確認してください。

4. サーバ-HTML更新間隔

自動更新する間隔です。

推奨設定
適当にやたらと大きな値(自動更新は必要ないです)

5. 拡張設定-オートキープ

視聴中のチャンネルを自動でKeepするかどうかの設定です。
Keepされた状態のチャンネルは、視聴するのを止めてもPeercastの内部で受信したままになります。*3

推奨設定
ADSLなら「無効」、FTTHなら「有効(リレー0で解除)」

6. 拡張設定-オート最大リレー・オートBump・壁蹴り(ポート0弾き)

オート最大リレー数設定は、(8)の最大帯域幅と受信チャンネルのビットレートから最大リレー数を自動設定します。
オートBumpスキップカウントは、受信しているストリームが設定された回数だけ飛んだときに自動的に再接続します。
壁蹴り機能はポート0を弾く設定です。

推奨設定
ADSLなら「0/50/1/60」、FTTHなら「適当に大きめか0/50/1/60」でいいでしょう。

7. 拡張設定-ホスト逆引き

自分の所に接続してきた人のアドレスからホスト名を逆引きするかどうかの設定です。
これがONになっていればリレー情報からポート0の判別が可能です。

推奨設定
お好みで。ONにしておく方が面白いですが少し重くなります。

8. ネットワーク-最大帯域幅

上がり回線の最大帯域幅を設定します。ここで設定した以上のリレーは行わないようになります。

Radish Networkspeed Testingspeed.rbbtoday.comで測定した上がり帯域の60〜80%までで設定してください。
Google検索で (測定結果の上り回線速度の数字)Mbps*0.6=?kbps と検索することで計算できます。
それ以上の値を設定すると偽緑(偽装緑)状態になり、リレーに支障を来す(下流にバッファ読込を頻繁に発生させる)ことになりますので注意してください。
偽緑(偽装緑)についての詳しい解説は「ポート0がいけない理由」の「2. バッファ発生率はポート開放時と変わらない」を参照してください。

9. ネットワーク-チャンネル毎の最大数

チャンネル毎にどれだけリレーするかを設定します。
0ならチャンネル毎の制限はしません。

推奨設定
ADSLや配信専用なら0、FTTHで視聴もするなら3〜5程度。

PeercastのGUIの説明

↓少々長いので別ページを参照下さい。
本家版
VP版

配信のための設定

PeercastSetting_Broadcast.png
ストリームURL(必須)

WMEの再生テストで入力したURLを入力します。 例:http://localhost:8080
チャンネル名
その名の通りチャンネルの名前です。好きなように名付けて下さい。
詳細
内容を説明する文章を入力するところです。この項目は元々配信中に変更不可能ですがYPによっては変更できるように改造されている場合があります。
ジャンル
配信するジャンルです。ゲームなら「音ゲー」「18xGame」「FPS」などと入力します。
本家YP以外はそれぞれのYPが独自の仕様を持っていますので必ず該当YPの解説を確認してください。
コンタクトURL
入力しておくとYPのチャンネル名にリンクが張られます。
ビットレート
自動検出されるのでいくつに設定してもビットレートの表示設定にはなんら影響を与えません。改造版(本家未確認)ではここに設定した数値でハッシュを変更する事ができます。
タイプ
必ず選択します。WMEの場合WMVに。

改造版broadcast.htmlなどを入れている場合は上図と少し違いますが、基本は同じです。
なおここで設定した内容はチャンネル名やストリームURLなど重要な項目は配信中に変更出来ませんので気を付けて下さい。

配信中にジャンル名、コンタクトURL、playingを変更する方法

peercastのアイコンを右クリックして、高度の中にあるリレーチャンネルをクリックします。 その中にある自分のチャンネルの、情報をクリックします。 そこにジャンルやコンタクトURLやplaying(アーティストやタイトル等)があるので変更してください。 文字が長すぎるとイエローページに表示されたときに文字化けする現象があるので、 ある程度の長さにしてください。(正確には1項目につきURLエンコードして255文字以内) そして更新ボタンを押せば更新されます。

しかし、これらの情報はすぐに反映されやすいものとそうでもないものあるので 頻繁に変える場合「配信者から...」やPlaying等の反映されやすいものを利用すると良いと思われます。

配信を終了するときの注意点

配信を終わる時はリレーを開いて
まずキープをYESからNOにしてください。
そして停止をクリックするかあるいはGUIで切断してから、WMEを切るのが正しい終了の仕方です。
WMEを先に切るとPeercastに配信の設定がのこってしまい、WMEを次に起動したときにリレー配信がそのまま継続されることがあります。

Peercast-VP版のポート0をはじく設定について

Peercast-VP版を使う場合にポート0をはじく設定があります。
その他にもある程度の設定は必要です。

(配信時)直下リレー不可ホスト自動切断 有効
(配信時)VP版のみ直下接続受け入れ 有効
自動切断ホスト情報保持時間(秒、0:無効) 300
save settingしてください。

Peercastの代理配信について

代理配信をすることにより、配信者の回線が安定しない場合でも配信が可能になる場合があります。
(配信者のパソコンに問題がある場合には配信できない場合があります)

配信者は、配信ソースとWMエンコーダを用意する。
(ルーターやファイアウォールを使用している場合にはWMエンコーダで使用するポートも開放しておく)
自分のグローバルIPアドレスを把握しておく。(ルーターの設定画面やipconfigコマンドなど)
配信者は自分のグローバルIPアドレスとポート、チャンネル名、詳細、ジャンル、コンタクトURL、配信ビットレートとタイプ(WMVなど)を代理人に伝える。

代理人は、peercastの設定画面で、配信を選び、
”ストリーム URL (必須)”のところに、http://(配信者のグローバルIPアドレス):(ポート番号)を入力する。
チャンネル名、詳細、ジャンル、コンタクトURL、ビットレート、タイプは配信者が希望するものを入力する。
すべての準備ができたらリレー作成をしてください。
配信者がWMEを停止する前に、チャンネルを停止してください。

代理人は自分自身の回線やPCが安定していることと、
配信者が配信終了するまで付き合える時間があるかを確認してください。

dairi-haisin.jpg

編集メモ

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • kpに名前が乗らない場合の対処法とかは?要らないかな? -- 2007-08-03 (金) 18:10:42
  • ↑要ると思う。それで私は半日かかってしまった。ここがあると本家見にいかなくても済む様な気がしてジャンルkpって気がつかない。 -- 2007-08-05 (日) 18:13:11
  • ↑↑今まさにそれがわからないです… -- 2007-08-08 (水) 02:09:42
  • YP毎の話は必要ないと思いますよ。なら全部網羅するのかという話ですし。ちゃんと本家は見に行きましょう。 -- 2007-08-10 (金) 14:54:49
  • 配信するためのストリームURLっていう出力URLってどこでわかりますか? -- 2007-09-09 (日) 14:54:27
  • ↑自分のグローバルIPにWMEで指定したポート番号 -- 2007-09-16 (日) 00:43:48
  • ここはWikiの編集メモであって質問をする場では無いことを理解してください -- 2007-09-26 (水) 11:40:21
  • peercastの設定で、Security;Allow on portのところでBoardcastingにチェックが入ってないと、配信者がポート0と判断されますね。リレーする人もチェック入れてたほうがいいのかも知れません。よろしければ、HTML Broadcasting Networkの3つすべてにチェック入れてたほうがいいと思います。 -- 2007-09-28 (金) 09:36:38
  • 開いているポートのHTMLはチェック入れない方がいいかも。外部から弄られちゃう。 -- 2007-11-03 (土) 22:50:51
  • 場所違いかもしれませんが失礼します。久々に配信しようと思い配信の設定をしてリレー作成を押したらブラウザび左下にlocalhostを待っています・・・と表示されずっと待っても変化せずうまく配信できることができませんでした。以前は普通に配信できたと思うのですが。どなたか分かる方いたら助言ください -- たけとも? 2007-12-14 (金) 15:04:57
  • ↑自己解決できました。失礼しました -- たけとも? 2007-12-15 (土) 13:28:45
  • ↑俺まったく同じ症状なんだがどうやって解決できました? -- 2007-12-23 (日) 13:51:44
  • ↑俺も同じくそれで悩んでます。調べてみてもわからないし。。どなたか助言お願いします -- 2007-12-26 (水) 03:46:20
  • YPのストリームURLはわかるのですがKPのストリームURLがわかりません -- わしぽ? 2009-03-15 (日) 12:45:24
  • 日本向け改造版配布場所・・・だと・・・?繋がらないから。これ。修正希望。 -- 2009-10-01 (木) 19:08:04
お名前:

*1 peercastプロトコルの設定が必要なので、初回はインストーラーを使ったインストールが必須。
*2 Peercastが起動していたら一旦終了してから上書きすること。
*3 この辺自信ないwww

添付ファイル: filedairi-haisin.jpg 2429件 [詳細] filePeercastSetting_Broadcast.png 1155件 [詳細] filePeercastSettingFTTH_small.jpg 1175件 [詳細] filePeercastSettingFTTH.png 42327件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2016-02-14 (日) 14:12:46 (403d)